2020 Wifiハッキング:Kali linuxでUSB wifiアダプターをモニターモードにする方法

Linuxの勉強をしていて、wifiのセキュリティチェックのために、wifiハッキングを思いつきました。
私はMacを使って、VirtualBox上で、Kali linuxを動かしているのですが、Macに内臓されているwifiアダプターでは、モニターモードにできないためにwifiハッキングする際には使えない。
モニターモード状態のUSB wifiアダプターにできること。
ワイヤレスチャンネルで受信したすべてのトラフィックを監視することができる。アクセスポイントやアドホックネットワークに最初に関連付けることなく、パケットをキャプチャすることができる。
https://en.wikipedia.org/wiki/Monitor_mode
つまり、wifiハッキングをする上での、一番重要なツールとなります。そして、KaliからUSB wifiアダプターをモニターモードとして起動することは、一番最初の難関だと思います。
私は3日間費やしました。。。
でも、Wifiハッキングの具体的な方法を体感することで、どうすれば攻撃から身を守れるのかを知るいい機会となりました。
実際に使うことができたUSBアダプターは、この記事にまとめたので、どのアダプターを使っていいかわからない人は参考にしてください。
この記事では、Kali linuxにUSB wifiアダプターを認識させる方法を紹介します。
なお、検証に利用したPC、使用したアダプターは以下の通りです。
PS: MacbookPro
OS: OSX Mojave(10.14.5)
Processor: 2.2 GHz Intel Core i7 Quad
Memory: 16GB
USB wifi Adapter: Panda 300Mbps 無線LAN(PAU05)
KaliがMacのVirtualBox上で動いていることを前提とする。インストールが未だの方は、こちらの記事を参考にしてください。
目次
VirtualBoxにUSB wifiアダプターを認識させる
USB wifi アダプターをMacに差す

VirtualBoxでUSBデバイスの設定を行う
USBをアタッチした状態で、VirtualBoxを起動。「Kali-Linux-2020」にUSBを認識させたいので、「Kali-Linux-2020」を選択して「Setting」をクリック。

Ports > USBにいって、右側の「+」アイコンがついたボタンをクリック。
なおこの時に、「USB 2.0」対応のアダプターであれば「USB 2.0(OHCI + EHCI) Controller」を、「USB 3.0」であれば「USB 3.0(xHCI) Controller」を選択する。
Panda PAU05を使っている場合は、USB2.0を選択する。

ポップアップウィンドウが開いて、下記のような文字が現れる。Panda PAU05を使っている場合、「Ralink 802.11 n WLAN」を選択する。
どれを選択していいかわからないときは、この状態でUSB wifi アダプターを抜き差しすると、どれを選択していいかがわかる。

USBデバイスを、Kaliに登録することができた。

Kaliのターミナルでモニターモードにする
VertualBox上の「Kali linux」を起動し、ターミナルを起動する。


ターミナルで、iwconfigでUSB wifi アダプターをモニターモードにする
sudo iwconfigとコマンドを入力すると、接続済のデバイスがwlan0として表示されることを確認します。

次に、「sudo iwconfig wlan0 mode monitor」と入力します。そのあと、再び 「sudo iwconfig」を入力。modo monitor の文字が確認できます。
