TRAVEL
2014.04.21 Mon
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ペルーホップでいざ巡らん、インカの大遺跡群。Lima → Chincha → Paracas。

リマ3日目、出発の朝。9時にPERU HOPが宿まで迎えに来てくれて、バスに乗り込む。ペルーホップのバス。40人乗りくらい、トイレ、テレビ付き。
PERU HOPのバス

PERU HOPは、バスツアー会社でバックパッカーにはとてもおすすめ。
リマからクスコまでの1500キロの道のりを最短で4泊5日かけて連れて行ってくれる。最短というのは、滞在したい街があったら途中で街を降りていいというシステム。その有効期限は1年。旅を再開したくなったら、次に来るバスに乗るだけ。そんなノマドなシステム。またクスコまでの道中では、ナスカやアレキパといった有名な史跡も回ってくれる。
ガイドさんは英語・スペイン語の話せるバイリンガルなので、英語が喋れれば安心。周りの乗客も基本英語を話す人が多いので、スペイン語が話せなくても、自然と友達ができて楽しい行楽ができる。

お値段は宿代や史跡見学などのすべて込み込みで199ドル

ローカルバス乗り継いで行けば、半額くらいでいけるんだろうけど、スペイン語がある程度話せないといけない。ツアーに参加することで地球の歩き方やトリップアドバイザーにも載っていないようなマニアックな名所に連れて行ってもらえたりするし、やっぱりガイドさんがいるからとても安心。おすすめです。

リマの宿を巡って他の乗客をピックアップ。40人ほどの座席のバスに最終的には15人の乗客が乗り込んで、リマ出発。

スターティングメンバーは、25キロのバックパックを2つも抱えて歩くベンツパワーなドイツの女の子2人、見るからに不健康そうなんだが大丈夫かと心配になるイギリスのベジタリアンカップル、だだっこ彼女がよく拗ねて彼氏がなだめるという光景を何度見たことかオーストラリアのカップル、絵に描いたようなイケメン&美女のアメリカ人カップル、ベルギーのメレンゲ兄さん、アルゼンチンの仲良し3人組、サブカル好きそうなシャイなアメリカ人の女の子。そんなユニークメンバー構成。
アジア人ってあんまり参加しないのかな??

閑話休題、バスはリマ郊外の史跡をちょいちょい回っていく。
リマ郊外の高台から。
リマ郊外の高台からの眺め

海辺で昼食休憩。自分以外はほとんど連れがいる、かつ、ネイティブスピーカーなので、なかなか話に入っていくのが大変。とりあえず自己紹介を織り交ぜつつ、自分のブランディングの仕事やiPhoneケースのブランドの紹介をしていく。
iPhonケースのブランドはみんな食いついてくれて、とりあえず掴みはOKだったみたいだ。あと、年齢もそうだけど、世界を旅している人たちってすごい大人でフレンドリー、アジア人だからって下に見るとか、そんなのは一切感じなかった。人の話はちゃんと聞いてくれるし、ジョークも交えておもしろい。
海辺で昼食

昼食の後はしばらく走って夕方、日の傾き始めた頃にCHINCHAの歴史保存地区にある、San Jose Houseに。日本のメディアには一切紹介がないので、裏付けできないけど、ガイドさんが話していた内容をまとめると、中世から残るこの土地の大豪族の屋敷で、今はホテルになっているというビューティフルな建築。

当時、隣接地域との小競り合いなども頻発していて、地下に迷路のように張り巡らされた脱出口や、奴隷の懲罰房などが残っている。
San Jose Houseのエントランス

サビサビが味わい深い豆を炒ってくれそうなコーヒーミル
コーヒーミル

ホテルのカウンターバー。自家製のお酒や飲み物をつけている。パッションフルーツがカエルの卵みたいでグロかった。
ホテルのカウンターバー

地下道探検。
地下道探検。

エントランスから差し込む夕日。
エントランスから差し込む夕日

花摘みの器具。
花摘みの器具。

煉瓦造りのアーチ。
煉瓦造りのアーチ

隣接する教会。ここでも木造建築の質素さが、荘厳さを際立たせる。
隣接する教会

1時間ほどいろいろ見学したところでバスに乗り込む。
がしかし、ガイドのお兄さんが悲しいお知らせがあります、と、

テレビのリモコンが盗まれました。おそらく昼食のときの海岸でバスの扉を開けっ放しないしていたためです。始末書を書きに私はリマに戻らなければいけません。」

( ;´Д`)?!!
What’s the hell going on?!笑

思わずつぶやいてしまったよ。
ペルーのバスツアーではそんなことが起こるのか。
というか金目の物は全部身につけるようにしてたのは正解だった。iPhoneバスに残してたら盗まれてたかもしれない。

お兄さんは、クスコからリマへ戻るPERU HOPのバスに乗り込みバイバイ。
代わりにクスコからやってきたメリッサというペルー人の女の子がピンチヒッターに。
バスに乗り込んで、今日の最終目的地のParacas(パラカス)へ。

Paracasは、何もない小さな漁村といった風合いの街。ただ、滞在費もここは安いし、風来坊なノマドトラベラーが長居することも多いんだとか。
ホテルに到着。ルームメイトは、ベルギーのメレンゲ兄さん。4ヶ国語話せるそう。もち英語はネイティブレベル。すげーなー。
脱肛の状態が全然よくなっていなかったので、心休まるように一人部屋が良かったんだけど、ま仕方ないか。
パラカスの宿

夕食まで1時間ほどあったので4階屋上のテラスで一服。ドイツ人のタチアナ、通称タティもスモーカーだったらしく、いろいろと話し込む。タバコはやっぱりコミュニケーションツールだね。
なんでもまだ大学生で、これからボリビアの首都La Pazに行って、都市環境かなにかの調査をしに行くんだとか。そのテーマと行動力おもろ!

話してたらあっというまに1時間が経って、みんなで近くのレストランへ。泊まる宿は、寝るとこだけ!というTHE 宿だったけど、このレストランはリゾート風のユースホステルにもなっていて、自分たちの泊まる宿よりも雰囲気が10倍いい!こっちに泊まりたかったぜい。

ガイドのメリッサがおすすめメニューをたのむ。なにかの肉だったけど忘れた、味はおいしかった。
ご飯の後は、各々が好きに酒飲んだり、フリップカップというゲームをしたり。南米の飲み屋には、1杯たのむと2杯目が無料というハッピーアワーがある。ちなみのここのレストランのハッピーアワーは時間制限がないので、ハッピーアワーForeverだ。

脱肛にお酒は厳禁!とうことでお酒はやめておこうかとおもったけど、フリップカップ(お酒のゲーム)が始まったので、空気を読んで飲むことに。ピスコというペルーの蒸留酒をグビッと飲む。
みんな楽しそう。
パラカスの宿にて

11時に帰って就寝。脱肛の痛みが少し引いてきた気がする!

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