引き寄せで英語が上達するのか?引き寄せマスターがビジネス英語を話せるようになるまで

こんにちは、Shinです。
今日は英語の上達方法について話していく。
日本人ならほぼ全員が抱いているだろう「英語が話せるようになりたい!」という思い。
私も中学生のときは英語を話せるようになりたくて必死に勉強したものである。でもペーパーは得意だけど、スピーキング・ヒアリングが全く上達せずにいつまで経っても「英語話せたらかっこええなぁ」という思いを抱えたまま30歳になったのだった。
しかし37歳となった今ではビジネス英語を話せるまでになった。前職の楽天ではミーティングは英語だったし、外資系のヘッドハンターとは英語でキャリアの話をしたりもする。
最近では、MIT(マサチューセッツ工科大学)のオンラインコースを受講していて、オーストラリア人やアメリカ人とグループを組んで一緒に課題に取り組んでいる。

私は帰国子女でも何でもないし、他のデザインとか戦略の才能に比べれば、言語の才能は低い方だと感じる。けどそんな私でも英語で仕事をしたり、大学の授業まで受けられるようになった。
そんな凡人の私が「英語上達に引き寄せをうまく使う方法」について話していく。
目次
引き寄せの前に大事なのは◯◯
引き寄せをうまく使う方法について書こうとしてるけど、実は引き寄せの前に大事なことがある。
それは「英語を話す環境をつくるという行動」である。
当たり前すぎるが、本当にこれに尽きる。
普通に生活してたって英語を話す機会なんて訪れるわけがない。
英語を話す機会は自分の行動で勝ち取るものである。
私自身は30歳の時に会社をやめて全財産をベットして、カナダにワーホリに出かけた。1年間という短い時間だったが、英語を無理矢理話す機会をつくってその中で英語がメキメキ上達した。
初めは英語を話すのが恥ずかしかったり、間違いを恐れて話せなかったり、ストレスと新しい言語のインストールで頭がオーバーヒートしたものである。
けどカナダに渡って3ヶ月目くらいには英語で夢をみるようになり、6ヶ月目には現地でネイティブのクライアントを見つけてデザインやブランディングの仕事をするようになった。1年経つ頃には英語で自由な旅ができるようになった。
そんなことを言われても今はコロナですけど?と言う人がいるかもしれないが、日本にいてたって英語を話す機会はいくらでも作れる。
日本でも英語を上達する方法
頭をひねれば本当に色々ある。
英会話教室・オンラインレッスン
コロナの影響で授業の数が半減していると英語教師の友達が言っていた。いろんなキャンペーンをしているから今がチャンスとも言っていた。
オンラインレッスンも月額5000円とかそこらでかなりのレッスンを受けることができる。
都会じゃなくても田舎の人だって、自分の好きな時間で英語を話す機会を生み出すことができる。
MEETUPイベントに参加する

イベントのアプリ。イベントアプリはPeatixとか色々あるけれど、Meetupは外国人がたくさん使っている印象。
チャラい系のイベントから、真面目な英語・日本語のランゲージエクスチェンジイベントまで本当にラインナップが広いので、気になるイベントに申し込めば英語を話す機会は確保できる。
クラブでナンパされる
都市圏でかつ女子にしか使えない方法だけど、クラブでネイティブにナンパされて、お酒をおごってもらいながら英会話を楽しむと言う方法だ。
これ実際私の前職の同僚の女の子から聞いた方法。彼女は英語で法律の話ができるくらいに英語がペラペラだった。どうやってそんなに話せるようになったの?と聞いたら、クラブでお酒奢らせて英会話してただけだと。
まじで逞しい。
Tinder / Bumbleを使ってみる
イケメン、可愛い子限定になるけど、外国人ユーザーがたくさんいるマッチングアプリのTinder / Bumbleを使えば、英会話相手はたくさん捕まえる。
ただし初めから英語を教えてくれスタンスでくる日本人は大嫌いや!と外国人友達は口を揃えて言っているので、あくまでも一人の人として、友達として、恋人候補として探すといい。
英語 x 引き寄せ の勘違い
これ実際私の友達がやっていた間違い。
それは「英語が上達しました!」という引き寄せ。
何がいけないのだろうか?
それは、能力は引き寄せられないこと。
英語は訓練と努力あるのみなんですよ。
- 英語脳にシフトするためにはけっこうな負荷をかけないといけない
- 英語特有の音を出すためには口の筋肉も鍛えなければいけない
- 英語のリズムを身につけるためにはひたすら量を聞き続けるしかない
- 各国の訛りを理解できるようになるためにはいろんな人と話すしかない
残念ながらどれも引き寄せでは引き寄せられない。
じゃあ英語上達にどうやって引き寄せ活用するの?
行動あるのみなのでぶっちゃけ引き寄せはあまり役に立たないのだけど、敷いてあげるなら下の4つ。
英語を一緒に学んでくれる仲間を引き寄せる
英語学習が進まない理由が一人でやっているからというのもある。
一人だといつでも取り組めるけど、いつでもさぼれてしまう。
そんなときは仲間がいれば心強い。
一緒に英語学習に取り組んでくれる仲間、何か共通の趣味を持っているネイティブスピーカーの仲間、常に英語で会話できる恋人。
それらを引き寄せてしまえば英語を話すチャンスはおのずと増える。
コミュニティ・イベントを引き寄せる
ネイティブが集まるコミュニティやイベントを引き寄せる。
先に紹介したMEET UPで探してしまえば勝手に見つかるので、引き寄せるまでもないのだけど、例えば「すごく気さくでいい人たちが集まっていて、安心しながらストレスなく英語を話せる環境と時間」を引き寄せるといいかもしれない。
イベントによってはチャラい系のイベントもあるにはあるので、女性の場合は特に参加する前にイベントの質について引き寄せをするといいと思う。
まーチャラい系といっても、ひょんなところに出会いがあるかはわからないから、偶発性を含んだ引き寄せにしておいてもいいかもしれないけど。
聞き取りやすい英語を話してくれる人を引き寄せる
これは私が実際に実践している英語に関する唯一の引き寄せである。
例えば去年実際に受けたサンフランシスコのIT企業のディレクターとの最終面接。
90分間で与えられたお題に対して戦略施策を英語でプレゼンし、質疑応答に答えると言う内容だった。
ちなみにオンライン面接。
コンテンツを作り込んで、外国人リクルーターにプレゼンのリハの相手をしてもらって、最後に使ったのが「面接官がわかりやすくて聞きやすい英語を話す人でした♪」という引き寄せ。
人によっては面接に受かるとか、面接官に響くプレゼンを届けられたとかって引き寄せをするかもしれないけど、意外にも私はそういうとこで引き寄せではなく、自分の能力と行動を頼るので、ただ「英語がわかりやすい面接官」を引き寄せただけだった。
最近受けているMITも、ネイティブ4人と私でオンラインディスカッションというなかなかなシチュエーションなので、全力で「英語がちょー聞きやすくて、わかりやすい人たち♪ ディスカッションが盛り上がり、さまざまなアイデアが生まれてワークショップがスムーズに進みました。」という引き寄せをした。
結果、超絶わかりやすい英語を話す人が集まってホクホク顔である。オーストラリア英語とか苦手なイメージだったけど、ニヤニヤしちゃうほどわかりやすい英語話してくれる。
高いハードルを引き寄せる
ちょっち経験則が入ってしまうのだけど、ハードルについても話しておく。
ハードルとは、乗り越えると突然英語が爆伸びする瞬間のようなポイントである。
下に描いたように、英語の伸び方って一次関数的になだらかに伸びると思っている人が多いと思うけど、実際の英語の伸び方に描いたように階段状というのが実際のところである。

なかなか英語力伸びないなぁと思っていたら、本当にある時めたんこレベルアップしていることがある。留学生あるある。
私はこれをハードルと呼んでいる。
引き寄せはしてきたわけではないけど、意識的に取り組んできた。
私の場合このハードルが何かというと
- カナダで英語のポートフォリオをもって現地クライアントにプレゼンしにいく
- 気になるあの子をデートに誘って、一日中英語で話してみる
- ネイティブの友達に麻雀を教えてみる
- TOEICで800点以上取らなくて1ヶ月間毎日3時間以上、2倍速の英語音声を聞きながらシャドーイング(音声に後追いして自分の口で発音していく練習)する
- 社員1万人の前で英語でプレゼンする
- 外国人のヘッドハンターと職探しをやってみる
- サンフランシスコのディレクターに90分間英語でプレゼンしてみる
ネタも少し入ってるけど、概ね私のハードルはそんなところだ。
ひとつひとつ、乗り越えられるかなぁ、どうかなぁ。。。とお腹が痛くなるような大きなイベントだった。
全てのイベントに無我夢中で全力で取り組んだ。
イベントが終わった後、何かが吹っ切れたのか、単に物理的に練習量が増大したのか、いきなり英語力がめたんこアップしていることに毎回気づいた。
まー、私の経験則なので再現性はないかもしれないけど、いちおう書いてみた。
一つ言えるのは、ここまで取り組めばビジネス英語も話せるようになるよ!ってこと。
こうした小さなハードル、自分がどうしても取り組まなければいけない英語のハードルを引き寄せるのも一つの手かもしれない。
まとめ
あえて「引き寄せ」を英語上達に使うなら、能力ではなく、一緒に勉強しくれる仲間や、コミュニティ・イベント、小さなハードルを引き寄せることで、上達の後押しになるはず。
重ね重ねになるけど、引き寄せで能力は引き寄せられない。
結局、いかに英語を話す機会を作るか。いかにコツコツと積み重ねるか。
それが全て!
あとがき
今受講しているMITの講座も実は引き寄せたものである。
会社で「デザインシンキング」という新規事業開発手法のコンテンツ化に取り組んでいる折に、知見を深めるために機会よ来い!と思っていたら、上司から海外の大学の講座受けに行ってみて、講座代は会社で出すから。と言われたのがきっかけである。
MITの授業は実は以前にも受けたことがあった。
それは人工知能についての6週間の短期講座で、個人ワークだけで完結する、グループワークを求められないけっこう楽な講座だった。
今回の講座は3ヶ月だけど、カリキュラムみる限り前と同じ感じっしょ♪と申し込んだのだけど全然違った。
講座が始まって最初のタスクが、自分の取り組みたいテーマをみんなに共有して、グループを作りましょう。講座はグループで進めます。と。
え?!
今回の受講生は250名で全世界から生徒が集まっている。日本からは私含めて3人のみ。
デザインシンキングの講座なので、グループで取り組む重要性はとても理解しているのだけど、開始早々いきなり仲間を5人集めてグループつくって、オンラインMTGで自己紹介して、あとは勝手に進めてよろしくね!っていうとても海外チックな学びのスタイルに少々面食らっている。
ビジネス英語は話せるのだけど、ネイティブの中に非ネイティブ一人だとやはり少々辛いものがある。
現実世界ではまだしも、オンラインMTGでディスカッションとかガチの大学かよ!と。
申し込み時そんなこと書いてなかったやーん。
ん、なぜ?
何か無意識で引き寄せた?
思い返すと心当たりがある。
それは、最近海外の教育ビジネスの研究をしているのだけど、そのときに「ミネルバ大学」についての本を読んでいた。
ミネルバ大学は、ハーバート大学などの元学長が立ち上げた新しい大学で、校舎を持たないことで有名な大学である。高校を卒業していれば誰でも受験可能で、受験にかかる時間はたったの数時間である。この大学を知って興味を持ってから半日もかからずに受験することが可能なのである。合格率は2%!ハーバートやMITよりは高い。立ち上げから数年しか経ってないのに”世界最難関”の大学になった。
生徒は世界の都市を点々としながら学びを進めていく。授業は全てオンライン。ディスカッションがメインで、先生は90分のうち10分しか喋ってはいけない。
「ミネルバ大学おもしろそうや〜ん♪♪」
と、思ってしまったのが引き寄せとなって、カリキュラムに書かれていないMITのグループセッションを引き寄せてしまったに違いない。
楽しいチャレンジなので頑張ろう。
ミネルバ大学は、知るだけで頭が柔らかくなるので気になる人はぜひ下の本を読んでみて欲しい。
引き寄せも自由自在な新人類になるためのエッセンスがたくさん詰まっている。

新人類になるためのエッセンスがたくさん詰まってるミネルバ式思考法