武装警察がいるから安全!?中米・エルサルバドル唯一の観光地に来てみた。
前の記事 異世界に来たような気分になれれる、グアテマラのアティトラン湖。おいしいコーヒーを求めて。 の続き。2019年秋の中南米バックパック旅行の徒然書きシリーズ。
グアテマラでおいしいコーヒーを満喫した後は、国境を超えてエルサルバドルへ。抗争が続くエルサルバドルの中で、最も安全だと言われる唯一の観光地にきてみた。
目次
グアテマラから国境を超えてエルサルバドルへ
グアテマラのアンティグアを満喫した後、地元のトラベルエージェンシーで国境越えのチケットを手配。
値段忘れたけど、コレクティーボで1500円くらい。
首都のサンサルバドルを通る方法もあったが、かなり危険と聞いたので南路を行く。
このエルサルバドル、事前情報によると超・治安が悪い国。
最近まで内戦をやっていて、白タク強盗、スリ、拉致は当たり前なので、首都のサンサルバドルをはじめとする都市部は特に注意されたし、と地球の歩き方に書いてある。
政府の情報をみてみても、全域がレベル1、都市部がレベル2となっている。
グアテマラの人に聞いても、首都のサンサルバドルはヤバイから行かない方がいいと言われたので、首都を避けて南路でタマニークと呼ばれる観光地を通ることにした。
同じコレクティーボに乗っていたエルサルバドル人も、全く同じことを行っていた。
首都は現地人でも本当に危険を感じる。
いま向かっているタマニークはエルサルバドルで一番安全だから安心して!
なぜなら、武装警察が常駐しているからね!
いろいろ突っ込みどころのあるコメントをもらったが、とにかくタマニークは安全らしい。よかった。
“安全な”タマニーク
グアテマラのアンティグアを朝出発して、昼過ぎにタマニークに到着。
タマニークは美しいビーチがある海辺の街である。
そして、エルサルバドル唯一の観光地、そして最も安全な場所であるというのはエルサルバドル人情報。
ここで降りろと降ろされると、気持ちいい天気のタマニーク。浜風も吹いている。
そして、後ろを振り向くと武装警官のお出迎え。
めちゃめちゃでかい銃もってるよ。
ビーチを中心とした街へ至る全ての道には黄色いゲートが設置されていて、通るときに係のおじさんが手動で開けてくれる。
ギャング、マフィアは車で突っ込んでくることが多いらしいので、安全な街にするためにはゲートが効果的らしい。
ほー、へー、なら安全だね(棒読み)
中心部の海辺はいちおう観光地っぽい
中心部の海辺の方はちゃんと観光地化されていて、細い小道には、カフェやレストランがたくさんある。
10月上旬でもけっこう暑かったので、冷たいフルーツジュースやセビーチェがありがたかった。
目玉のビーチに行ってみたが、下が岩だらけなので海水浴をしている人はいなかった。
観光地としては微妙だなぁ。
安全地帯を出たところにある宿
中心部の宿は少し高かったので、私は町の外縁部、つまりゲートを出て安全地帯じゃないところを少し歩いていく場所にした。
武装警官の目の行き届かないところだったので、ビーチとの行き来にはすこしハラハラしていた。人気のない道を歩くこと10分。
宿に到着。シングルルームで一泊10ドル。
緑あふれる中庭があって、ハンモック揺られてする昼寝が気持ちいい♪
夜は間違いなく出歩けないので、早めに夕飯を食べて翌朝のご飯を買い込み宿に篭った。
読書がはかどった♪
まとめ
以上、エルサルバドルで一番安全な観光地タマニークでした。
中南米はやっぱり面白い。
油断していると危ない国ばかりだけど、日本とは全く違う世界を味わうことができる。
肌がヒリヒリするような感覚が心地いいし、感覚が、本能が研ぎ澄まされていく。
常識もどんどん書き換えられていく、そんな感覚も楽しい。
タマニークについては、エルサルバドル唯一の観光地らしいが、正直あんまりおすすめはしない笑 陸路のバックパッカーは一泊くらいしてもいいかもしれないけど、特段見所もないので、スルーしてもいいかもしれない。
朝グアテマラのアンティグアを出たコレクティーボは、昼くらいにタマニークに到着する。降ろされた場所に別のコレクティーボがいるはず。それに乗り込むと比較的安全なニカラグアのLEONという街まで一気に行ける。
到着は深夜になるし、15時間以上座り続けることになるので疲れるけど、何もない街で時間を過ごすよりはいいかもしれない。