イタリア異世界ハネムーンDay5|中世に迷い込める古都シエナ
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こんばんは、Shinです。
今日の記事は久しぶりの異世界ハネムーンの続きで、イタリアで紛れ込んだ現実離れした世界のお話。
前回記事はこちら。
目次
フィレンチェはスキップして古都シエナへ
Day4のベローナで「次の日どこ行くか?」を妻と相談した結果、
5大都市のフィレンチェはスキップ!
理由は、観光地臭がして、おもしろくなさそうだから。
代わりにその少し先のシエナという古都に向かうことに。
有名な街とか、メジャーなところはあんまり萌えないので外しがち。
シエナは地球の歩き方では数ページしか触れられていない街だけど、なんかピンときたので行くことにした。
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朝5時半起きで、ベローナの駅で6時半の電車に飛び乗る。
まだ真っ暗である。
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FrecciaRossaという特急に乗る。値段は高いがめちゃめちゃ早い。
そして、高いので変な人が電車に乗っていないところも安心できる。
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爆睡すること2時間。中継地点のフィレンチェに到着。時間は朝8:40。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_1458.jpg](https://schrodinger.blue/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1458.jpg)
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小腹が減ったので駅にあるカフェに向かう。
ごっついエスプレッソマシーン。
イタリアは基本的にどこのカフェに行っても美味しいカプチーノを飲ませてくれる。
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電車を乗り換えてシエナに向かう。
オリーブ畑とぶどう畑の間を縫って電車が走ってゆく。
丘と畑の風景を見てるとなんか落ち着く。ずっと見ていられる。
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異世界なシエナの街に迷い込む
11時前にシエナに到着〜!朝から5時間の大移動。
駅から旧市街まで少し距離が離れているので、歩いて向かうことに。
駅の周りはけっこうモダンな感じだけど、旧市街は1000年以上も前から栄えてきた古都で、世界遺産に登録されているらしい。期待が高まる。
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冬の北イタリアは濃い霧が漂っていて、シエナの古い街並みの雰囲気と相まって異世界感が半端ない。
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現実離れした街を抜けて宿へ向かう。
普通の世界に戻ってきた感じがする。
宿の脇のレストラン。斜面に器用にテーブルと椅子を並べている。
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宿「Albergo Bernini」に到着。
郵便受けがかわいい。当たり予感しかしない。
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続いてお部屋。
綺麗に掃除が行き届いていて、本当に素敵。
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テラスからの眺めがよいよ!と聞いて、テラスに遊びにいってみる。
霧が晴れてきているが、まだまだ中世みたい。不思議な感覚。
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高次元なステージで教会巡り
荷物を置けたので街の散策に向かう。
地球の歩き方にはあんまり情報がないけど、古い教会がいくつかあるらしいので、宿の近くから回ることに。
とりあえず最寄りの教会から。
サンドメニコ教会
窓ガラスから柔らかい暖かい光が差してきた。
教会入った瞬間に外の霧が消えたっぽい。変なの。
ゴシック様式で、木と石のハイブリッドな教会。すごく落ち着く〜。
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丸窓からの光。
なんというか、地球の次元じゃない、すごく高い世界にいる感じがする。
とにかく、落ち着くし心が休まる。
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霧が晴れたシエナの街並み
教会から出たら霧が晴れてたー!
なんかキラキラキラキラしてる。本当に気持ちの良い場所だ。
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古い劇場?の下にある超絶美味しいバーガーを食べる
めちゃめちゃ地元っぽい人たちで賑わうバーガー屋さんを見つけたので入ってみる。
お店の名前は「TE KE VOI?(なんだって?)」
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これがめちゃめちゃおいしかった!
イタリアの観光地ってご飯不味いんだけど、地元民向けの料理屋は本当に美味しい。
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カンポ広場でダベる
なにか、すっごいやさしい大きなエネルギーが現れた瞬間があったのでシャッターを切ってみる。伝わるかな?
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みんな腰を下ろしてゆったりしているので、妻と一緒に座る。
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妻がジェラート食べたいと言うのでジェラート屋さんに入ってみる。
ミルク系とカフェモカ系だったと思う。
本当に美味しい!
日本にはあんまりジェラート文化ってないけど、本場のイタリアで食べるジェラートって本当に美味しい。お店の奥で手作りでジェラートを仕込んでいるお店もあったりするし、生活に根付いているんだなぁと思う。
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ピザでかw
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縞模様が美しいドゥオーモへ向かう
ジェラート食べて腹が膨れたのでドゥオーモに向かう。
ドゥオーモとは「イタリアでの街を代表する教会堂」と言う意味らしい。
いろんな街にドゥオーモがあるってことね。
シエナのドゥオーモは街一番の見どころで、博物館なども併設されている。
メインの教会は12世紀に着工して、14世紀に完成した建物だそうな。
作るのに200年かかったらしい。すご。
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白と黒のシマシマが特徴的なドゥオーモの塔。
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中にも入れるのでチケットを買って入る。
なんかよくわからんけど、1人30ユーロ(5000円)くらいの一番高いチケットを買う。
円安は物価が高く感じるなぁ。
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別の角度から。こんなゴシック建築みたいことない。
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ステンドグラスからさす光もなんか異次元。
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見上げるとデスマスク?と目があってゾクっとなった。
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ドームを下から見上げる。
なんか絵にしか見えないけど、これドームの天井。
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下を見ても、幾何学柄がほーーーーんとに美しい。ため息が出る。
天井が星で、床が月だね。
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音楽室が空いていたので入ってみると、見たことのない楽譜が。なにこれ。
なんかやっぱり異世界入ってない?
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教会の屋根裏ツアー
一番高いチケット買ったら、屋根裏ツアーがついていた。ラッキー!
日も暮れてきた頃に待ち合わせの場所に向かう。
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20名くらいが集まって、天井裏ツアースタート!
ちなみに、ちゃんと英語ツアーだから嬉しい。
螺旋階段を登って教会の2階部分へ。
上から見る教会はめっちゃ新鮮!
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教会の屋根裏通路を歩く。
下から見上げた時に小さなドーム状になっていたところの裏は、こんな感じになっていたのか!
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2階席正面から。
美しい、、、夕暮れの時間帯も相まって、幻想的な色合いである。
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大満喫である。
朝5時から動いていたのもあるけど、シエナの時間が濃すぎてもう何日も滞在している気分になった。
イタリア旅行中トップ3に入るレストラン
お腹が減ったので晩御飯を食べることに。
時間は18時。
ネットで探したけどピンと来なかったので歩いて探すことに。
イタリアで美味しいご飯を食べたいなら、地元民向けのレストランを探せ!だけど、地元民レストランは観光客お断りのお店もあって、なかなか入るのが難しい。
席が明らかに空いているのに、予約があるからと断られるケースもけっこうあった。
OSTERIA GUSTOは、中心地から外れた路地にある、地元民向けのレストランって感じの美味しいしそうな店構え。
扉をくぐると、いかめしい感じのおじさんシェフがイタリア語で話しかけてくる。
どうも「開店は1時間後だから後で来い」って言っているみたいだ。
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お腹わぺこぺこだが、このレストランが気になる!ので、1時間街をプラプラして再びお店に向かう。
出迎えてくれたのは執事っぽい感じの人で、なにやらさっきの厳しいシェフに「こいつら観光客だけど、通していいんか?」みたいな会話をイタリア語でしている。
厳しいシェフがこちらを見て、「おー!こいつらは1時間前に来て、また来てくれたんや!通せ、通せ!」みたいなことを執事っぽい人に伝えて、無事に店内へと案内してもらえた。
1時間待ってありつけた料理は最高だった。
料理のスタイルは、北イタリアの丹精できめ細やかなご飯。
南部のトマト、オリーブオイル、パスタ、どーん!って感じの料理とは全然違う。
まずは前菜。生ハムとチーズのプレート。
見た目は観光地のレストランとそんなにかわらないんだけど、なんかとにかく全部美味しい!(語彙力ないw)
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なんかよくわからんけど、たのんでみたメインディッシュ。
おいしすぎーーーー!(語彙力w)
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デザートもうまうま!
ディラミス頼んだら出てきたのがこれ。
ケーキを想像していたんだけど、シェフなりにティラミスの構成要素を因数分解して、ガラスの瓶に再構築しましたって料理。
料理の思想は、因数分解と再構築のフレンチに酷似している。
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まとめ
何個もの異世界を旅した気分になったシエナだった。
好みもあると思うけど、イタリア10都市くらいまわった中でダントツのおすすめ。
なんか街のエネルギーがおおらかで優しいんだよなぁ。
街にいるだけでクリアリングされていくような感じさえ受ける。
ジェラートも、料理も美味しいので、イタリア旅行で少し時間のある人は是非行ってみてほしい。