スプーン曲げができないひとは旧人類?!量子脳理論から考える意識の力。

今日は量子脳理論から考えるスプーン曲げについて。
20年前はオカルトだったスプーン曲げだけど、この記事を書いている2020年において、もはやオカルトではなくなってきている。
私も含めた、常識に囚われすぎている人はスプーン曲げはできないけど、要らない常識から囚われない自由な人はスプーン曲げなんかチョロい。
実際に知り合いの娘さんは、私の目の前でスプーンをぐにゃぐにゃと曲げて見せてくれたことがある。
そんなオモロ体験と量子脳理論の観点からスプーン曲げを考察していこうと思う。
目次
20年前はオカルトだったスプーン曲げ
私が小さい頃は、不思議体験アンビリーバボーをはじめ、オカルトをテーマにした番組がまだ多かったと記憶している。ユリゲラーという超能力者がスプーン曲げを披露するのを見て、うわー超能力すげー!と感動していた。
私も「スプーンが曲げられるかな!?」と思って挑戦したものの、結局曲げることは叶わずガッカリした記憶がある。
しかし時代は進んだ2020年。スプーン曲げは、もはや超能力者だけの特権ではなくなってきている。
量子脳理論から考えるスプーン曲げ
まず、量子脳理論とはなんぞや?の説明からしていく。
Wikipedeiaによると、
脳のマクロスケールでの振舞い、または意識の問題に、系の持つ量子力学的な性質が深く関わっているとする考え方の総称。心または意識に関する量子力学的アプローチ(Quantum approach to mind/consciousness)、クオンタム・マインド(Quantum mind)、量子意識(Quantum consciousness)などとも言われる。具体的な理論にはいくつかの流派が存在する。
うーん、難しく書かれているけど、乱暴にまとめると「意識が自由に世界を作っている」という物理学である。
素敵な恋人と付き合うのも、面白くてお金のもらえる仕事をするのも、楽しいことも、嬉しいことも、辛いことも、すべて自分の意識が生み出しているとされている。
とくに悪いことがあると、人間は、運命のせいだとか、神が与えた試練だとか、自分以外のせいにしがちであるが、量子脳理論では、その現実をつくっているのは全て自分の意識であるとされている。
なにそれオカルトなん?
と思う人はいるかもしれないが、今年ノーベル賞を受賞したベンローズというイギリスの物理学者がちゃんと学会での発表をしているし、本でもわかりやすく説明してくれている。
量子脳理論の世界的権威、ペンローズの本。
この量子脳理論とか、量子力学のメカニズムを実生活に使えるようにしたのが、引き寄せの法則。これも日本ではオカルト扱いだけど、海外の友達はわりとみんな知ってるし、おもしろがって議論してくれる肯定的な人も多い。
量子脳理論的には、スプーンは素材が硬い鉄であっても、意識レベルでスプーンは水のように柔らかく、曲がるものという認識をすれば、自由に曲げることができるのである。
旧人類がスプーンを曲げられない理由
あえて言わせてもらうが、スプーンを曲げられない人は、これからの時代は旧人類だと思う。(わたしも、まだスプーンは曲げられないだけど笑)
なぜなら、意識を操って自由に世界をつくれないからだ。
ではなぜ、いまだ多くの人がスプーンを曲げられないのか?
それは、これまで生きてきた中で要らない常識が刷り込まれているからだ。
とくに日本の教育は、中産階級の兵隊アリを育てるために、常識を刷り込むことに注力しているように感じられる。
日本人はこうでなければいけない、大学に入ったほうがいい、マナーは守らないといけない、正しい日本語、不倫は悪、などなど、自分がそう考えているようにみえて、学校や周りの大人から刷り込まれていきたことが多い。
私自身もカナダに住む前まではそれに気づくことすらなかった。50ヶ国をまわって、いろんな国や人と話すことによって、自分の中にどれだけ不必要な常識が刷り込まれているかに気づいたし、それらを捨て去るのには5年も要した。
スプーンは硬いから曲がらない、というのは要らない常識なのか?と問われれば、そこまでではないかもしれない。
しかし、ここで言いたいのは、不必要な常識が多ければ多いほど、頭が硬くなり、意識で自由に世界をつくることができなくなるということである。
アインシュタインも「常識とは、20歳までに身につけた偏見のコレクションである」という言葉を残している。
「常識」
これが、いまだ多くの人がスプーンを曲げることができない理由である。
スプーンを自由に曲げられる知り合い話
私が個人的に仲良くさせてもらっているJさんという方がいる。
40代の女性で会社を3つも経営している人だ。
昔ニューヨークに住んでいたので英語はペラペラ。
別れたイタリア人の旦那さんとの間に、大学生になる娘さんがいて、女で一つで育ててきた。
数年前に羽田空港近くのバスターミナルでタバコを吸っているときに意気投合したのが始まり。私は一瞬で「あ、この人海外経験者だな?」と思ったし、向こうも「こいつ海外経験者だな?」と同じことを思ったらしい。
海外経験してる人は、常識が外れていることが多いので、そういうのがなんとなく雰囲気とか、面構えとかにでてくるものなのである。
もとい、そのJさんと飲んでいるときに、娘さんの話になった。
娘さんは東京の芸大でアートを学んでいるらしい。
そしてその芸大の授業で「スプーン曲げ」があると。
なんと!!笑
めちゃめちゃおもろいやん!
授業のテーマは先に書いた「意識で世界を変える」という内容だったらしい。20人くらいの生徒にスプーンを渡して、スプーン曲げを試させる。
そして、20人の中で15〜16人くらいがスプーン曲げに成功したらしい。
Jさんの娘さんもスプーン曲げに成功したらしい。
「家に帰ってきて娘がスプーン曲げやってくれたんだけどさー、超高価な銀のカトラリーをグニャグニャ曲げるからマジで困ったわよ〜。」
なんて会話を、さもそれが特別なことでないかのようなトーンで話していた。
このJさんも頭の柔らかい人だから、この人あっての娘さんなんだろうなーと思った。
それから紆余曲折あって、その娘さんを、当時私が働いていたIT企業のグローバルマーケティング部門で、デザイナーとしてアルバイトとして雇ってあげることになった。
たまにカフェテリアでランチを一緒に食べていたのだが、そのときにスプーン曲げをお願いしてみた。
そしたら、目の前で造作もなくグニャっと曲げた。
まじか!!!笑
別にふつーですよと。
カッコつけるわけでもなく、それがあたりまえのような涼しい顔で言っていたのがとても印象的だった。
私もトライしてみたが、曲げることは叶わなかった。
まだまだ頭固いのなぁ〜。
ロサンゼルスに、インターン先見つけたのでアルバイト辞めますね!
行ってきみまーす!
と数ヶ月後にひょうひょうと去っていった。
近くのコンビニにいってくるくらいな感じだった。
フットワークが軽いし、要らない常識に囚われていない子なんだな〜と改めて思った瞬間だった。
恐るべし21歳。
まとめ
常識に支配されているとスプーンは曲がらない。
だから、スプーンが曲げられるかどうかが、あなたが新人類か旧人類かの試金石になる。
私も含めて、まだ多くの人が常識に支配されている。量子脳理論的に言えば、世界を自由に思ったままに生み出せないということ。
でも世の中には、特に若い人たちを中心に、囚われていない新人類が出現してきているのも確かなこと。実際に目の前でスプーン曲げを披露されて確信した。
もっと自由に世界をつくりかえたいので、要らない常識もっと取っ払っていくぞ!
頭を柔らかくしたい人は、この本からはじめよう。
量子脳理論の世界的権威、ペンローズの本。