アメリカ横断最終日:USJとは全然違う、ユニバーサルスタジオハリウッド
7時半に起きていざ出発!
泊まったのはダウンタウンにある「カワダホテル」。1泊80ドル。
もろ日本名ホテルだけあって、日本人観光客もたくさん。
地下鉄の駅も近いので、ユニバーサルスタジオハリウッドへはアクセス良好だ。
ユニバーサルスタジオハリウッド
9時頃に到着。人が少ない!
エリアは大きく分けてLower lotとUpper Lot。まずはLowerから攻めることに。
「Despicable Me」の前で記念撮影。
日本では「ミニオン?」あんまり流行っていないっぽいけど、アメリカでは大流行。お一人様だけど、カップル捕まえて撮ってもらう。
このアトラクションは最近できたばかりで、事前情報によるとかなり待ち時間が長いらしいけど、朝一、さらにお一人様なのでシングルライダーレーンから待ち時間なしで乗れた。
でも、「Despicable Me」のアトラクション。USJのスパイダーマンと同じで、団体でシートに座って、スクリーンの動きに合わせて椅子がガタガタ揺れるやつだった。車酔いはまったくない人だけど、これ系のアトラクションに乗った後は、気持ち悪さでしばらく動けなくなるという。うげ。。。
このまま空腹のまま回ったらそのうち胃液を吐きそうだったので、ジュラシックパークのレストランでブランチ。
ボルケーノプレートとかそんな感じのメニュー。17ドル。ちょっと高い。
少し休憩して元気がでてきたのでジュラシックパーク。本家本元や!
ジュラシックパークの恐竜。コースはUSJと全く同じ。
シンプソンズ、これも気持ち悪い系みたいだ。
シンプソンズがでっかく口を開けた入り口は、さながらニューヨークブルックリンのCorney Islandみたいだ。
オールディーズアメリカンな雰囲気が漂うけど、気持ち悪系アトラクションなので、今は悪魔の口にしか見えない。
パス。
マミーザライド。ユニバーサルスタジオハリウッドでは珍しいライド系アトラクション。
これなら乗れる!
マミーザライド、着席して出発直前の画。ディズニーランドばりにちゃんと凝ってる。
乗り心地は、ディズニーシーのインディージョーンズみたいな感じ。疾走感がいい感じ!
お次は、バックトゥザフューチャー ザ ライド。
デロリアン!こちらもちょっと気持ち悪い系。
お次は「スタジオツアー」へ。
こんな3連のバスにのって、実際の撮影が行われている現場や、ハリウッドが特設したセットの中をぐるぐるまわってくれる充実のツアー。これは絶対に乗るべし!
こんな感じで街セットの中を進んでいく。実際になにかのドラマの撮影が行われてて、俳優さんたちに手を振ってもらえた。
バックトゥザフューチャーの稲妻が落ちるところ!
不穏な空気の中停車。故障か??
水が、水が流れてきた!これも映画セットの一部で、なにやら上下水機能完備してるので、何度も滝を起こせるらしい。
スタジオツアーの街並み。実は、街並みの縮尺は、実際の7割くらいのサイズ感になっている。つまり、例えば現実世界の扉は2メートルくらいあるけど、ここのセットの扉の高さは150センチほどしかない。
ミニチュアスケールの街並みがかわいい。
ミニチュアスケールの街並み。
実際に撮影に使われたジョーズの街セット。
突然ジョーズが襲ってきて、セットが爆発!熱風が頰をなでる。臨場感がすごい!
トムクルーズ主演宇宙戦争の冒頭シーンのセット。
実際にボーイングを買って、わざわざ作ったらしい。さすが!
有名な「Earthquake」。水が流れ込んできたり、タンクが爆発したり、とにかく大迫力。
スタジオツアー大満足!
USJと違って、本場のユニバは自分たちの歴史や技術を体験してもらって、感動→ファンになってもらう、というコンセプトのもと作り込まれてる。戦略にもとづいて、予算をつかって、やりきる、ブランディングのお手本というべきツアーだ。
お次は「Water Island」。こちらはUSJと同じ。
ただし、水のかぶせ具合は3倍。前の方に座ると、文字通りぐっちょぐちょになれる。
前から3列目の危険ゾーンだったけど、隣に赤ちゃんがいたせいか、まったく水を被らずに済んだ。
最後は「ハウスオブホラー」。
富士急ハイランドの病院お化け屋敷みたいな感じ。後ろの後ろの方で女の子の団体がギャン泣きしているのが聞こえて来る。そら、お化けも怖がってくれた方が楽しいもんね。アメリカ人もお化け屋敷で泣くんだな!と思って、お化け屋敷を出てみると、泣いていたのは日本人の女の子たちだった笑
17時にユニバーサルスタジオハリウッド終了!
素晴らしい!
ユニバを満喫した後は、リトルトーキョーを散策することに。
リトルトーキョーでは、3ブロックくらいの区画がまるごと日本っぽい街並みになっている。
なんと頑固ずしがあるではないか!
日本に帰ったら食べるつもりだったけど、思わず暖簾をくぐる。
うまうまー!カリフォルニアロールとか、やっぱりアメリカンな寿司もあるけど、ラインナップは日本のそれに割と忠実。ごちそうさま!
日本人っぽい店員さんがいたので「おあいそ!」と言ってみると、キョトンとされる。
どうやら日系3世で、日本語がまったくわからないらしい。
日本式なのでチップもいらないみたいだけど、ちゃんと気配りしてくれる子だったのでチップを渡す。
いやーうまかったな〜。
宿に戻ってバックパックをピックアップする。
フライトは翌朝の6時なので、それまで12時間、時間を潰さなければいけない。
夜まで映画を見て、それから空港の床で寝ることにする。
近くの映画館でアンジェリーナジョリーの「マレフィセント」を見ることに。
15ドル、高い!アメリカンプライス&レイトショーを期待してたけど、普通の値段やん。
結末はデウスマキーナだった!面白かった!
何気ない日常で長い旅の最終日が過ぎていく。
道を歩く一歩一歩も、これまでの2ヶ月半の旅路を振り返ると、感慨深いものになる。
カナダでのワーホリを終えて、バハマからはじまった、バックパック旅行。
いろんなところに足を運んで、いろんな人に出会って、いろんな体験をして、本当に面白かった!
カナダに渡る前は、海外すら行ったことがなかったけど、思い切って日本を出て、英語が話せるようになって、そしたらこんな楽しい経験ができるのかと。
英語の通じない南米でも、片言のスペイン語で前に進めたし、露天商でボラれても笑って済ませられるほど、なんだかものすごく逞しくなった気がする。
いろんな国を回ったけど、アメリカ横断は格別だった。ゲイに誘われたり、恐怖を感じることは多々あったけど、自分の足で広大な大地を突き進んでいる疾走感は、とても充実したものだった。
アメリカ横断で悩んでいる人は、ぜひ勇気をもってトライしてみることをお勧めする。
お金も30万円あったらできてしまう。でもそこで得られる経験は、本当にプライスレス。
人生は一度きりだ。アメリカ横断という歴史をあなたのクロニクルに刻んでみよう。
閑話休題
マリファナの匂いのする地下鉄に乗り込む。大声で時期外れなクリスマスソングを音痴に熱唱するお姉ちゃん、歯が金ぴかなヤンキーカップル、変な歩き方でお金をせびってくるおじいちゃん、ラジカセを背負う黒人。
最終日もアメリカは裏切らないね、ほんと!
少し恐怖しつつも、めっちゃ楽しかった。
LAX空港に無事に着き、床で野宿。翌朝のフライトで無事に、1年半ぶりの日本に帰ったのであった。
ー完ー