TRAVEL
2014.06.01 Sun
315 Views

アメリカをレンタカーで横断する方法!

アメリカをレンタカーで横断しよう!

筆者は南米バックパック旅行中に、アメリカを横断したことのあるデシーさんという方に触発されて、準備もろくにせずノリで決めたくらい、きっかけはあっけないものだった。

ちょっとの勇気と、ちょっとの注意さえあれば、誰にでもできる旅。

アメリカを横断する方法は、大きく分けて、電車、グレイハウンドバス、レンタカーの三つに分かれる。
すべての方法を駆使してアメリカを2往復もしたデシーさん曰く、

自分で運転して道をゆくと、自分の力で前に進んでいるんだという充実感が、バスや電車と比べ物ならないほど大きい。アメリカを自分で駆けてみるって本当に楽しいよ。

ほんなら、西から東まで全行程をレンタカーで走ったれ!ということで一念発起。いろんな風景、出会い、もちろん小さなトラブルにもぶつかりながら、無事にアメリカを完走したのだった。

言えるのは、いろいろと世界の国を回ってみたけど、アメリカの単独横断が楽しかったし、一番やりきった感があった!

あなたも、人生の1ページに、アメリカ横断という思い出を刻み込んでみてはいかが?

アメリカ横断は意外と簡単

筆者は、東のフロリダ・マイアミから、西のカリフォルニア・ロサンゼルスまでレンタカーを借りて一人で横断した。
主要な都市の周辺には、道が蜘蛛の巣状に伸びている。ガイドブックを読みながら、今日はこの街に行きたい!じゃ、どうやっていこうかというのをMAPS.MEという地図アプリを使ってルートを決めて走るだけ。

MAPS.MEはオフラインでもGPSが動いてカーナビになるという素敵なアプリ。全世界対応。詳細記事はこちら
下の地図もMAPS.MEのキャプチャ画像。自分がどのルートを通ってきたのかも、思い出として残せるので、旅行好きには絶対にオススメする。

アメリカ横断で通ったルート。マイアミ、オーランド、セイントオーガスティン、サバンナ、アトランタ、ニューオリンズ、ヒューストン、サンアントニオ、エルパソ、サンタフェ、グランドキャニオン、ラスベガス、ロズウェル、ロサンゼルス、いろんな街を通った。
アメリカ横断MAP

アメリカ・レンタカー横断のFAQ

Q.時間はどれくらい必要?
A.筆者の場合は14日間。走行距離は7000キロ。
半分くらい運転だけど、一人旅でなんでも自由に決められたので観光スポットもかなり周れた。
21日間だともう少し時間があるので、気に入った街に宿を取ったり、街ひとつひとつをじっくりと堪能することができるはず。
グループで横断する場合は、横断だけなら14日で余裕でできるが、おそらく観光スポットはほとんど周れないので、21日〜28日ほど滞在するのが望ましい。
Q.ルートは?
A.マイアミ〜L.A.までの南ルート。
南ルートは、スペインやフランスといった植民地時代の名残を残した古く美しい街や、黒人文化・そしてジャズの街ニューオリンズ(映画でもしょっちゅう見かけます)、ボヘミアンやメキシカン文化など、メルティングポットならではのアメリカの様相が楽しめます。
また南ルートでも、中西部ニューメキシコ州あたりから、ルート66を走ることができます。ルート66はオールディーズアメリカンの史跡がたくさん詰まった歴史のある道。1世紀も前に、東側から西側へアメリカンドリームを夢見て移動した人たちが形作った街や、ノスタルジック感漂う夢の跡みたいなものが感じられる、超絶オススメの道です。

南ルートの他には、ニューヨーク〜シカゴ〜L.A.の北ルート、真ん中を走る中ルートがあるみたいですが、こちらは経験していないので割愛。

Q.レンタカー代はいくら?
A.14日で696ドル!(2014年6月の情報)
少しでもレンタカー代を抑えたかったので、4社ほどに見積もりをとったところ、「National」が乗り捨て料もゼロ円で、ダントツで安かった。

完走後に受け取ったレシート。確かに696ドル。
内訳は、車体代240ドル。車両保険代350ドル。ほか。
ここで驚きなのは、車社会のアメリカでは、車両代だけなら1週間120ドルしかかからないということ。車をもしぶつけたときのために、車両保険の350ドルに加入したが、それにも加入しなければ驚きの価格。
ちなみに、対人保険の保険に入る場合は、別途450ドルほどプラスになる。筆者は旅行保険があったのと、安全運転で行くことを決意して、車両保険のみに加入することに。
Nationalのレシート

Q.レンタカーを借りる上での留意点は?
ネット予約は必須。
Nationalの予約はこちらから
ネット予約せずに店に凸ると(そんな人はあまりいないと思うが)、相当な英語でのコミュニケーション力が求められる上に、ネットよりも高い値段で借りることになってしまう。

車種は「Midsize」を選ぼう。
横断は、100キロ超える速度で走るので、やはり安定感のある車が望ましい。
「Economy」「Compact」でも問題はなさそうだが、筆者は「Compact」を選んだ結果、Smartという2人乗りの車を配車されそうになった。
「Compact」には「Nissan Versa Note or similar」とあって、一見セダンタイプの車が回ってきそうに見えるのだが、”or similar”が罠。レンタカー屋では、朝から来た人順に、車を貸していくため、選んだクラスの車がない場合は、それに類似するスペックの低い車になる可能性があるのだ。
朝一で行ったり、英語力に自信があれば、「Economy」「Compact」を選んで、普通のセダンがまわってきたらそれを選び、小型車にされそうだったら、交渉するといったやり方もありかもしれない。筆者の場合は、困った顔をしてゴネてたら、燃料オプション(ガソリン満タンで受け取って、カラで返すというオプション)をつけることで、「Midsize」のヒュンダイに無償アップグレードするという提案を受け、快諾したのだった。
ちなみに、「Economy」〜「Midsize」までは、あまり値段は変わらなかったりする。
アメリカのレンタカー会社Nationalのラインナップ

カーナビ
レンタカーのオプションにカーナビもあるが、1日10ドルほどかかる上に、おもちゃなので(日本でみたら何世代前の型やねん!って突っ込みたくなるので)契約しなくても、いやむしろしないほうがOK。カナダで一度レンタカーを借りるときにカーナビをつけたが、インターフェイスがしょぼ過ぎ、不親切すぎて結局使えなかった。
前述したように、スマホ1台あれば、オフラインでもGPSが動いでカーナビに代わりになってくれるMAPS.MEというアプリを使えばOK。アメリカ大陸は(おそらく人工衛星がたくさん飛んでいるため)GPSの精度が異常に高いし、電源はシガーソケットから取れるし、ガソリンさえ無くならなければずっと動かしていられる。

Q.レンタカー代以外でかかった費用の内訳は?
A.アメリカ横断にかかった諸費用を下のグラフで表示する。総額は1450ドルほど。
ガソリン代が一番割合が大きく400ドル。続いて、入場料などの観光費が360ドル。続いて、ホテル代300ドル。
アメリカ横断の支出内訳

ひとつ、注意なのが、筆者は14日間のうちの約半分を、ビーチやマクドナルドの駐車場で野宿をしていたので宿代がアホみたいに安くなっている。本当は500〜600ドルくらいかかるもの。(モーテル1泊1部屋40ドル×14日=520ドル)

ガソリン代は7000キロ走って400ドル。
車はヒュンダイのセダンタイプ。燃費は1リッター16キロくらい。

アメリカはガソリン代がものすごく安く、1リットル90円くらいだ(2014年6月)。ただしL.A.(西側)に近づくにつれてガソリンはどんどん高くなり、最終的に1リットル120円くらいになった。

アメリカのホテルは1部屋いくらなので、旅の仲間が2人3人となっていけば、ホテル代とガソリン代が頭割されて、旅費がぐっと下がるはず。

Q.何を食べていた?
A.ご当地のご馳走、ファーストフード、ウォルマートのサラダ。

これは黄金のトライアングルだと思う。ガイドブックなどに載っているご当地のご馳走はぜひ食べておきたいもの。例えば、ニューオリンズのカフェデュモンドのベニエとか、テキサスビーフとか。

一方で、アメリカはファーストフード天国なので、すべてのファーストフードを平らげるのもひとつの楽しみだ。マクドナルド、バーガーキング、ワッフルハウス、タコベル、デニーズ、ウェンディーズ、チャーチチキン、サブウェイ、主要なところはすべて制覇した。

ウォルマートのサラダ。大きな街になるとウォルマート(日雑・食品のショピングセンター)があるから、そこにいけば、食料が安く手に入る。筆者がよくお世話になっていたのが3ドルのサラダセット。3ドルたか!と思うかもしれないけど、アメリカンサイズだから、これだけで夕食は十分。むしろサラダだけで腹一杯になれて3ドルは安い。
他にもウォルマートでは水5リットル1ドル、オレンジジュース3リットル2ドルとか、驚きの低価格なので、折を見つけて利用したい。

Q.どんなところに泊まった?
A.ビーチかマクドナルドの駐車場に車中泊。あるいは、チェーンのモーテル。

旅費を極力抑えたかったので、14日間のうち半分は、マクドナルドの駐車場にの車を止めて野宿したり、ビーチの駐車場で野宿したりしていた。危険なのでお勧めはしないけど、マクドナルドは、駐車場までWIFIが飛んでくるので、夜休憩しながら次の日の予定を立てるのにはもってこいの場所だった。
一方でビーチには公営のシャワーがあるので、シャンプーを持ち歩けば、体を洗うことができるし、夜中は真っ暗で誰もいないので、静かに眠れる。
横断したのは6月だったので、北米では夏に入りかけの時期。けっこう暑かった思い出がある。しかし内陸部のテキサスやニューメキシコあたりの砂漠地帯になると、昼は暑くて、夜が寒いという砂漠特有の気候になる。
事実、午前0時くらいまでは暑くて寝れないのに、1時なると寒くて毛布をかぶって寝るという具合だった。

アメリカにはチェーンのモーテルがいくつかある。有名なのは、「MOTEL 6」「Super 8」「Best Western」「Holiday Inn」などだ。
MOTEL 6が一番安く1泊1部屋38ドルくらい(WIFIパスワードをゲットするのに追加で5ドル払う必要がある=いいビジネスモデルだと思う)。もとい、街によっては50ドルだったりすることもあるが、一番安いことには変わりない。
Best WesternやHoliday Innは50ドルくらい。それほど大きな違いはない。少し部屋が広いとかアメニティが充実しているとか、そのくらいの違い。
どのモーテルにも共通しているのは、どこも1部屋の値段だということ。部屋の中には、キングサイズのベッドが1つか2つ置かれているところもあるので、最高4人まででも40ドルで宿泊は可能だ。
朝食は、受付の前で時間限定(だいたい7:00〜8:00)で、シリアル、マフィン、コーヒーを無料でもらうことができる。

Q.持って行ったほうがいいもの
・パスポート
・国際免許証(筆者はカナダの免許証で車を借りることができた。)
・スマホとMAPS.MEのアプリ = カーナビになる
・現金、クレジットカード
・歩きやすい山登り用の靴とビーチサンダル
・水着
・日よけの帽子
・毛布
・着替え3日分(暑いことが多いが、寒くても対応できるように。洗濯はランドリーやモーテルのサービスを使えばできるが、細かいこと気にしないのであれば、モーテルの洗面台で洗えばOK。)

アメリカ・レンタカー横断のまとめ

単独横断でも、2200ドル(レンタカー+滞在費)+航空機チケットあれば、実行は可能だ。
航空機チケットは、だいたい往復1500ドル〜。

もちろん、どこに行くのか、何を食べるのか、何人で行くのかによって値段は変わってくるので、ひとつの目安としていただきたい。

もし質問などあれば、コメント欄に質問頂ければわかる範囲でお答えします。

それでは、人生の1ページに「アメリカ横断」を刻もう!

※スクロールしていくと、アメリカ横断0日目からのブログが読めます。

海外旅行に関連する記事

TRAVELに関連する記事

おすすめの記事

閲覧数が多い記事