プエルト・トランキーロからコイヤイケに帰投。途中でバスが3回パンクする。
本日は、プエルト・トランキーロから150km北のコイヤイケに帰投。
プエルト・トランキーロからの朝日。雪を頭にのせたパタゴニアから覗く朝日。
昨日泊まった、プエルト・トランキーロのバックパッカー宿LAPAZ。
パタゴニアはローシーズンなので、8人部屋に寂しく一人だった。
宿の他の部屋には、なんと日本人のカンナが泊まっていた。彼女は、日本生まれ、ベネズエラ育ちで、スペイン語と日本語、そして英語のトリンガール。
南米をぐるっとまわって旅行しているらしい。
彼女と一緒にいたのはチリの首都サンティアゴからやってきたチリのご婦人たち3名。マーブル・カトラデルを一緒に見に行って、そこから意気投合したらしい。
彼女たちは、英語は話せないけど、カンナがいるからモーマンタイ。
これからサンティアゴへ帰るというので、午前のコイヤイケ行きのバスにみんんで乗り込む。
このバスがミラクルだった。コイヤイケまでの道中、3回もパンクを起こす。
1回ならわかるけど、3回!
パンクするたびに、道端に降ろされる。修理に行ってくると言って、1時間姿をくらますこともあった。旅にはハプニングが満載だ。
小さな街に降ろされたときはラッキー。暖かいレストランで、でっかいハンバーグを食べて暖をとる。
何もない街に降ろされたときは最悪。
5月後半のパタゴニアは冬!外は極寒。それはもう寒くて寒くて、震えてどうしようもない。
来るときは2時間の道のりが、帰りは5時間もかかった。
途中日が暮れる。パタゴニアの冬は、日照時間が8時間くらいしかないので、午後3時には、高い山に囲まれたところでは、日が見えなくなる。
夕方に、コイヤイケに到着。今日は4人と一緒に宿に泊まることに。
バスで移動中に、チリ人のご婦人の一人が携帯電話をつかってネットで宿を検索、電話をしてくれて予約完了。地元人がいるとこうも話が早い。
チリの伝統料理をつくってくれた。みんなで乾杯!
明日は、プエルトモントまで戻って、サンティアゴまで一気に北上!移動距離1500キロの長旅。