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2020.11.21 Sat
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中南米の田舎の匂いが残るニカラグア、レオン。魚を抱いたエンジェルの謎。

武装警察がいるから安全!?中米・エルサルバドル唯一の観光地に来てみた。 の続き。

2019年秋の中南米バックパック旅行について書く徒然書き。

中南米でも屈指の危険な国エルサルバドルから、ギャングの跋扈するホンジュラスを無事に抜けて、気持ち安全なニカラグアへ向かうところから話を再スタートする。

エルサルバドルからニカラグアへ緊張のバス路

武装警官によって守られた、エルサルバドルで一番安全な街で一泊。

エルサルバドルの北部は危険だし、特に見所もないらしいので、一気にニカラグアへと入ることにする。

エルサルバドルもそうだけど、途中一瞬だけ通るホンジュラスがいい噂を聞かない危険な国。まー大丈夫だろうとは思うが、一応気を張っておく。

移動手段はコレクティーボで他の乗客はみんな欧米系の観光客なので、車内で危険を感じることはないが、車を停められての強盗もあると聞くので、念のためお金やクレジットカードを分散して持っておく。

エルサルバドルまでは、400キロくらいの道のり。
6時間くらいで着くかな?と思っていたが、結果的には国境を二つ超える12時間の長旅となった。

昼の12時にこれクティーボに乗り込み、ひたすら車に揺られる。
ぎゅうぎゅう詰めのローカルバスと違ってスペースにゆとりがあるので、体勢を変えることはできる。しかし、車に12時間乗りっぱはさすがにきつい。

夜7時にエルサルバドル – ホンジュラスの国境に到着。

なんだかものものしい雰囲気。

コレクティーボに乗せられた全員7名が荷物と一緒に下ろされて、手続きを受けるように運転手に言われる。

運転手がスペイン語しか話せないのと、乗客7名にスペイン語がちゃんとわかる人がいなかったので、ちょっともたつく。

運転手が越境の手続きが早く済ませられるように、全員のパスポートと入国の通行料を集めようと言い出したときには、みんな猛反対だった。

なぜって、中南米では、人にパスポートを預けてはいけないし、通行料がかかるからといって安易に信じてはいけない。

全員ちゃんと疑り深い。旅慣れしとるなぁ笑

でも、この運転手はたぶん悪い奴ではないと思うよ!

結局、ひとりひとりチェックインをしていく。
陸路のボーダー超えでは珍しく、荷物のCTスキャンまである。

さすが、ギャングが闊歩する国、ホンジュラス。

なんやかんやで全員パスするのに30分くらいかかる。

さらに揺られること5時間。ホンジュラス – ニカラグアの国境をもう一つ超えて、ニカラグアに入国。

ニカラグアは、エルサルバドルとホンジュラスに比べるとお金があるのだろう。イミグレオフィスがめちゃめちゃ豪華だった。

陸路の国境とか道路をみると、その国の国力とか安全さがなんとなくわかるものである。

ニカラグアは安全な部類にはいると確信したので、すこし緊張がとける。

宿に着いたのは夜12時前。

コレクティーボの予約時に一緒に予約した宿におろしてもらう。
夜到着になることを見越したサービス。

夜の街を歩くのは危険だし疲れるのでとってもありがたい。

レストランバーと併設になっている宿泊施設は、古い建物の良さを活かし切った素敵な内装。これでドミトリー1000円以下とはリーズナブルで嬉しい価格。

疲れていたが寝る前にニカラグア入国記念として、ローカルビールを飲むことに。

しかし、現地通貨がなんなのか分からないし、持ってもいない!

旅慣れしてる人あるある。

複数の国にまたがって移動する時、面倒臭いのでいちいち現地通貨を用意しない。

なんとかなるでしょ精神で、その国に入ってからATMから現地通貨を引き出すというスタイル。

しかし、こういう状況で頼りになるのが米ドル

日本では考えられないが、中南米ではほぼ全ての国で米ドルが使える。

この宿でも、2ドルを出してビールGET!

中庭の暗がりでいちゃつくカップルを遠くから眺めながら一息をつく。

緑があふれる中庭

夜は暗くて見えなかったけど、朝起きたら緑あふれる素敵な中庭があった。

いいところだったので、もう一泊しようかなーと思ったけど、次の街の方が何かある予感がしたので、すぐに荷物をまとめて宿を出る。

宿の外観。夜は真っ暗で見えなかったけど「YiaYia」という名前の宿らしい

民族性なのか幸福度が高いらしいニカラグア。確かに、エルサルバドルやホンジュラスの人の雰囲気とは少し違う気がする。いい意味で。

2018年に社会保障改革の施行があって、そのときに大規模デモが起こり、紛争レベルのヤバさになっていたらしいのだが、2020年はそんな影もなく、とっても平和でいい空気感の街になっていた。

レオンを歩く

街歩き開始。

とりあえず、ソナー起動。

ソナーとは、ひったくりやスリに合わないために、第六感を全開にして人の意識を汲み取る能力のことである(自称)。

目には見えないエネルギーみたいなものが把握できるので、害意を持っている人を感知したり、行ってはいけない場所を感知するのにとても役立つ。

このレオンという街では、害意はおろか、観光客をみたときに発せられる奇異の意識もほとんど飛んでこない。

かなり平和やん。

安心したのでリラックスモードに切り替えて街を歩く。

レオン大聖堂

レオン大聖堂

レオンはスペイン語でライオンで、ニカラグアの旧首都だったらしい。

レオン大聖堂は、昔からの人々の心の拠り所だったのかな?

しかしこの大聖堂、外見も新しければ、中身も新しい。

たぶん場所は昔からここで変わっていないのだろうけど、建て替えられてエネルギーが変わっちゃた感じ?

レオン大聖堂の内部

うーん、、、真新しいね!

そして、入り口付近で発見したのは、魚を抱いたエンジェル

ミカエル像らしい。

魚を抱いたエンジェル像

なんで魚?笑

右手の瓢箪(ひょうたん)は、どうもサタンを封じ込めたものらしい。

魚にもなにか意味はありそうなのだが、周りの説明書きを探してもよく分からず。

建て替えの時に、誰かがいたずら心でやっちまったのかな?笑

よくよく頭を見ると、銀色の輪っかもなんだが雑いし。

これまで150箇所以上の教会を回ってきたけど、魚抱えた像が見れるのはここだけ。

レクシオン教会

レオン大聖堂では、その真新しさにややガッカリしたのと、魚を抱えたミカエル像に???マークしか残らなかったけど、次に訪れたレクシオン教会はとってもよかった。ちゃんと歴史の匂いが残ってる。

レクシオン教会の外観
レクシオン教会の内部

空気が気持ち良くて、席に座ってしばし浸ってみる。

レオンは地震が多いらしいせいか、石だけじゃなくて、木骨を組み込んだ作りになってる。

教会の扉
駐車中のドンキー

街を歩くとドンキーがたくさんいた。
そういえば、街中はあんまり車が走っていないし、ドンキーや馬が荷車がわりなのかな?

レオンのカラフルな街並みをリズミカルに走る馬

アングラな商店街

教会ばっかり見てて飽きてきたので、道を逸れてアングラな地元の商店街を歩いてみる。

うーん、中南米っぽくて最高!

まとめ

レオンはこじんまりした街だったので2〜3時間くらいで一通りみてまわれた。

観光地化された、匂いのない中南米の観光地も多いけど、ここレオンは昔ながらの匂いを感じることができた街だった。

街はとってもカラフルで美しいし、安心して歩ける街でもある。

ニカラグア・グラナダに行ってみた に続く。

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