アメリカ横断2日目:ケネディ宇宙センターとディズニーワールド
5:30起床。朝日を見るために近くのビーチに行く。
残念ながら曇ってて水平線からの朝日は見れなかったけど、綺麗な色彩だった。
ビーチにシャワーがあったので、頭と体を洗って、そのままビーチで仮眠。
8:30に起きて宇宙センターへ。前日のマクドナルド・ビーチからは車で10分の距離。
目次
ケネディ宇宙センター
到着。駐車場代10ドル取られた!おい!そこ金取るんかい!
駐車場めっちゃ広いのに。てか車でしか来れないしここ。
ちなみにケネディ宇宙センターへの入場料は、大人1人50ドル。スペースシャトルのカタパルトや発射台に近づくことができる「KSC Up-Close Explore Tour」というオプションツアー25ドルも追加。全部で75ドル。ディズニーランドと同じ値段やね。
ケネディ宇宙センターでは、他にも「Fly With An Astronaut – 199ドル」、「Lunch With An Astronaut – 29.99ドル」などのツアーがある。どれも魅力的で商売うまいなぁとおもう。
チケットは、インターネットで事前購入しておくと、入場がスムーズ。
しかし、どうやらプリントアウトしておかないといけないらしくて、iPhoneの画面を見せるもインフォメーションセンターに行けと言われる。
無事にインフォメーションセンターでチケットを発券してもらって入場。
てか、荷物チェックスルーやし。ゆるいな。スタッフの人はすげー親切。さすがアメリカ、ブランディングとホスピタリティわかってるぜ。
スペースシャトルの外部タンク。
ロケット群。
最初に向かった先は、スペースシャトルの打ち上げ体験ができる「Shuttle Launch Experience」。
もらった地図がわかりにくくて、ウロウロする。右上一番奥の建物やった。
打ち上げ体験コーナーのビルに入り、螺旋スロープを最上段まで登る。そこからは、ディズニーランドのマイケルジャクソン方式で、一定数の観光客全員が真っ暗なプレゼンテーションホールに集合させられて、スペースシャトル開発のプレゼンテーションを受ける。専門用語が多くてところどころわからないところもあったけど、スペースシャトル開発が、アメリカの国をあげた、プライドをかけた一大プロジェクトだったということがよくわかった。
スペースシャトルのプレゼンテーションが終わって、目の前のスクリーンが上がり、扉が左右に分かれると、そこには、実物スペースシャトル「Atlantis」が!!言葉だと伝えにくいけど、この演出が震えた!!
プレゼンテーションの流れや、どうやってスペースシャトルにつなげるかが、コンテンツだけでなく、建築含めて設計されている。スケールがでかい!
耐熱パネル側から。大迫力!!これが実際に宇宙に行ってきたスペースシャトルか。天井から吊ってるよ。
スペースシャトルのエンジン。
周りにはエンジンやらコックピットやらの展示も。
2階フロアを降りるとトイレやバスの展示。宇宙感があふれるこのデザイン好きだなぁ。
スペースシャトルバス。スペース感がいい!
スペースシャトルのタイヤ。ミシュラン!ブリジストンであってほしかった!
スペースシャトルは、従来の航空機とは異なる機能性とデザイン美を求めるべく、何度もスタイリングデザインを行ったという。
宇宙開発連合の国旗。日本国旗があることが誇らしい。
お次は、いよいよスペースシャトルの打ち上げ体験へ。
USJのスパイダーマンみたいな感じのアトラクション。こちらも導入のプレゼンテーションがしっかりしてた。宇宙に旅発つ前、宇宙飛行士たちが味わったであろう緊張感を味わうことができる。
9Gが体験できるゆうてたけど、思ったほどのGはなかった。地上だからどう考えても1Gが限界だよね。
発車から宇宙空間までの3分が体験できて満足!最後は天井のハッチが空いて満天の星空。
さて、「KSC Up-Close Explore Tour」の時間が迫ってきた、てか五分前!だったのでダッシュでバス乗り場へ。一番最後に乗り込む。ガイドさんの真ん前。
KSC Up-Close Explore Tourのバス。
KSC Up-Close Explore Tourの流れ。
- 1.沼からのスペースシャトルの発射台見学
- 2.トランスポーター見学
- 3.酸素、水素タンク、発射台、などが一望できるスポットで撮影
- 4.アセンブリ工場前で撮影
- 5.月面プロジェクトパビリオン(サターン)
最初の見学スポットへ行く。バスの中から。脇の堀にはワニが住んでるらしい。
1.沼からスペースシャトルの発射台見学
この見学スポットは発射台から3キロ以上も離れている。実際の発射の際にはものすごい熱波がやってくるため、ここが見学の限界スポットなんだとか。
遠すぎるため写真には米粒にしか写らず。
2.トランスポーター見学
トランスポーターはスペースシャトルを運ぶ、超大型特殊車両。
時速1マイル(1.6キロ)で、基地からスペースシャトルを乗せて、発射台まで運んで行くのに1日かかるらしい。倒れたら大変だもんね。
トランスポーターのための道。幅広!
3.酸素、水素タンク、発射台、などが一望できるスポットで撮影
こちらも米粒大の写真だったので、雰囲気が伝わるようにパノラマ一枚載せます。
4.アセンブリ工場前で撮影
組み立て工場。よく写真とかで見るこれ、スペースシャトルの組み立て工場だったんだ。
あまり大きそうに見えないけど、高さ160メートルあるらしい。
ほか、いろいろ疑問があったのでガイドさんに聞いてみた。
ケネディ宇宙センターにまつわるトリビア
・アセンブリ工場は、扉開けるのに45分かかる
・ケネディは職員4000人
・ヒューストンとケネディ、宇宙センターが二つあるのは、政治的理由。そのときの大統領が自分の地元に宇宙センターつくりたいじゃん?という理由で2つになったらしい。
・宇宙飛行士は50〜60人ほど。
・施設内の空港の長さは3マイル(4.8キロ)。スペースシャトルの着陸時のスピードが350km/h(旅客機は250km/h)と速いため、長い滑走路が必要なんだそう。
5.月面プロジェクトパビリオン(サターン)
最後のサターンの施設が圧巻。感動。
最初は、打ち上げオペレーションのプレゼンテーション。当時の管制塔を忠実に再現した場所で、打ち上げオペレーションをこれまた忠実になぞる。
そして、この部屋を抜けると、これ!どどーん!
直径10メートル、長さ110メートルのアポロ号が目の前に!大迫力!でかすぎてフレームに収まらない。
アポロ号は3連式のロケット。3個目と2個目の連結部分。
2個目と1個目の連結部分。部品点数多すぎ、複雑すぎて何が何だかようわからん。どうやって設計したんやろ。部品点数は400万点ほどあるらしい。
アポロの前からプレビュー。ほんまでかい。
月面車(Lunar Roving Vehicle)。
宇宙服(Space Suite)。
月の石。
アポロの先っちょ。
午後3時にケネディ宇宙センター見学終了!!
アメリカの技術力の粋と宇宙にかける熱意がよく伝わってきた。
テンション上がって、NASA Tシャツを買ってしまったよ。
一人ディズニー(タダ)
時間はあるのでディズニーを”はしご”することに決定。
といっても、ディズニーをタダで楽しむ方法を実践。
さっそくディズニーダウンダウンに乗り込む。ここだけ駐車場はタダ!
ミッキー、ミニーとの記念撮影、タダ!
アトラクションエリアではなく、レストラン、バーと、お土産やさん、レゴショップなどなどを回る。タダ!
レゴで作られた絵本の1ページ。
ジュラシックパークの恐竜とにらめっこ。タダ!
ディズニーの雰囲気を堪能する。タダ!
タダにもかかわらず、一人で思いっきり満喫してしまった。
ふと我に帰り、気恥ずかしくなるが、ここはアメリカ。旅の恥はかき捨てだ。
ちなみに、フロリダのディズニーワールドはとにかくでかい。東京のそれは、あの一画に固まってるから、一度ディズニーの世界に入れば、帰るまでディズニーにひたることができる。
一方でオーランドのディズニーワールドは、でかすぎるため(東京ディズニーランドが5個あり、街に点在している)、都市構想がおざなりになっている。つまり、各テーマパーク内を移動するときは、普通の道路を走って、時には高速道路に乗らないとたどり着けないのだ。夢から現実(オーランドの街)に引き戻される。
そういう意味で、東京ディズニーワールドの方が完成度が高いなと思った。
アトラクションは残念ながらタダではなかったので検証はできなかったが、もしかしてアトラクションにアメリカンな何かがあったのかもしれない。
さて、本日のアクティビティ完了。
北の町、St. Augustineを目指してドライブ開始。黄昏の高速道路。
日が暮れかけた9時頃にマクドナルドの駐車場に到着。そう、2日連続でマクドナルドの駐車場に野宿。
ハンバーガーとドリンク頼んでしばしまったり。
本日の走行距離380キロ。