初めて来たけど懐かしいコロンビアのメデジンという街
この記事を読んでくれてる人は、生まれ変わりとか前世を信じているだろうか?
私は信じている。
ただ、普通の生まれ変わりとは少し概念が違う。
一般的な生まれ変わりは、過去からの生まれ変わりを指すと思う。
しかし、過去だけからというのはたぶん間違いである。
なぜなら、今生きている人間の数の方が、これまでに死んだ人間の数より多いと思われるからだ。
これは、年代別の人口増加曲線を積分して、ここ50年を生きている人の数と、50年以上前に生きている人の数を比べれば容易にわかる。
この事実に基づけば、われわれは過去のみから生まれ変わっているという論理は破綻する。
じゃあ、いったいどういうこと?
量子力学的な世界でいう、複数の過去、複数の現在、複数の未来、それら全てからの生まれ変わりを経て、今ここにいる自分に至るという考え方がおそらく正解である。
サイキッカーの友達Saekoさんからは、Shinさんはすでに何万年も人生やってる、と言われている。
ちなみにどんな過去生よ?と聞いてみたら、
・中世イギリスの教会の修道士
・現代っぽいところでスケートボーダー
・インドの仏教の袈裟っぽ服を着た坊さん
・大道芸人
・初心を忘れた北欧バイキングの頭領
・竜と呼ばれる気象現象を寡黙に研究している人
・釣の名人
・自信のない見習いの占星術師
というのが、とりあえずフラッシュイメージで見えるとのこと。
芸人多め!笑
次の人生は、インターネットが生まれるくらいの今と同じ時代で、ヨーロッパのどこかの自然あふれる場所で、ウズベキスタンで出会った日本人の女の子と、幼馴染として楽しい人生を送るという設定をしているらしい。
詳しい記事はこちら。
それを証明する手立てはないのだが、習ってないのに思い出す感覚で急にできることがあったり、訪れたことがないのに、懐かしいと感じる場所が存在するのは確かだ。
今回紹介するのは、そんな場所の一つである、コロンビアのメデジンだ。
4年ほど働いた会社を辞めて向かった中南米バックパック旅行の最後の方に訪れた街である。
コロンビアという国は、ベネズエラ難民で溢れかえり、コカインをもった薬の売人が追っかけてくるし、ドンパチ上等の、いわゆる危ない国である。
このメデジンは、数年前には日本人が銃殺されるという痛ましい事件があった土地。
そんな危ないコロンビアなのだが、友達には、
「Shinさんってずっとコロンビア行きたいって言い続けてたよね。」
と言われる。
なぜコロンビアなのか?
そんなに連呼していたのか?
まったく覚えがないのだが、目には見えない何かに呼応していたのだろう。
念願叶って、コロンビアにやってきた。
スペイン語学校に通い、かわいいコロンビア人とデートを重ね、セビーチェに舌鼓をうち、そしてやってきたのがこのメデジン。
山に囲まれたすり鉢状に広がる褐色の街。
夜、目の前に広がるのは、観光客は絶対に行くなというスラム街の夜景。
でも自分にとっては、このひとつひとつの輝きが、たくましく生きるコロンビア人たちの命の煌きのように美しく見えた
なぜだか知らないが、この光景をみてたら、涙が出てきた。
翌日に気の赴くままに町歩き。
丘から街を眺めたくなったので、ロープウェイに乗る。
ロープウェイからは、褐色のレンガで作られた無骨な家が並ぶ。
ロープウェイの終着点から降りて、そこから広がるメデジンの街並み。
普通の人にとったら、単なる街並みでしかないと思う。
でも、自分にとっては、
ここに来るためにコロンビニアに来たのか、
知らないけど懐かしいな、
ここに来れてよかった、
と言葉にできない感情があふれる場所だった。
身体中にあったかいエネルギーがじんわりとあふれるのがわかった。
泣きそうだった。
時間を忘れて、たたずんだ。
いまでも、メデジンに意識を向けると、なにやらあたたかいエネルギーが流れ込んでくる。
たぶん、過去生で、とっても素敵で幸せな人生を送った土地だったんだろうな。
メデジン、今世でも会えてよかった、ありがとう。
この後、夜スーパーに翌朝のご飯を調達しに行ったときのこと。
バナナ、フルーツジュース、水を手に取り、レジに向かう。
レジに並ぶ。
レジの女の子が自分のことを見てなぜか泣き出す。
え?????!!!!!!!
俺なんかした?
顔怖かった?
何事かと他のレジの人が集まってくる。
いやいや、俺なんもしてへんで?
落ち着いた女の子に、つたないスペイン語で会話を始めると、人生で初めて日本人に会えたことが嬉しすぎて泣いたらしい笑
なんやそれ!
なにやら、めっちゃ日本のことが好きで、日本語も勉強してるらしい。
いつか日本に行きたい!って叫んでた。
連絡先聞いておけばよかったが、他のレジの人7〜8人に囲まれてたので、聞けなかった笑
いつか夢が叶うといいね♪
感動的な類の話をしたあとでアレなのだが、このメデジンにはメイドカフェがある。
名前は「Haiku Maid Cafe」だ。
これは行かないとダメだろ!ということで、行ってみた。
肉感ありまくりの、金髪コロンビアーナメイド😍
ケリンダ😻😻😻
お約束のオムレツに魔法もかけてくれる。
しかもフレーズが、
「萌え萌え、大好き、おいしくなーれ〜♪」
という日本語ときた。
めっちゃテンション上がった。
魔法のかかったオムレツは、まーまー高かった。
この後、ハッピーエンディングマッサージとやらにも行ってみた。
詳しい話は省くが、上の写真みたいな金髪美女10人ほどにい囲まれてあたふたした。
スペイン語が話せる人にはぜひチャレンジしてほしいと思う。
脱線しまくったけど、たくさんのいい思い出ができたメデジンの話でした。