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2020.10.25 Sun
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面接の合否メールは、シュレディンガーの猫的に意識で合格に変えられるのか?

シュレディンガーの猫的に、面接の合否のメールの結果を操作できるのか?について考察を書いていく。

結局ののところ、合否の操作は○○が重要だったという話。

シュレディンガーの猫とは

シュレディンガーの猫とは、1935年に量子物理学者のシュレディンガーが考案した思考実験である。

猫ちゃんと放射性元素を箱に一緒に入れる。
放射性元素の1時間あたりの原始崩壊の可能性50%とする。
箱の中の検知装置が放射能を検知したら猫を電気ショックで殺す。

という前提条件のもと、

猫の生死はいつ決定するのか?
蓋を開けていない状態で猫の生死は決定するのか?

を考える思考実験である。

結論としては、

  • 蓋を開けるまでわからない。
  • それまでは生と死が重なり合っている状態にある。
  • 生死は、観測者の意識によって変わる。

という内容になる。
まー、いろいろと解釈はあるのだが、ざっくりとそんな感じ。

TED Talkでわかりやすく解説してるので気になる人はこちら

シュレディンガーの猫の思考実験は、蓋を開けた人の気持ちと観測によって、猫の生死が決定するというのが肝である。

これが、人の意識が世界を作っているという量子論である。
そしてこの量子論で、自分の好きな通りに現実を作っちゃおう!というのが引き寄せである。

私は量子論信者なので、人の意識が世界をつくる、という前提を元に話を進めていく。

面接の合否メールの結果はシュレディンガーの猫的に変えられる?

ようは、量子論的に、メールを開封するときに「合格メールだ!やったー!」という感情をもった状態でいれば、100%合格メールになるのではないか?という思考実験である。

結論から話すと、合否メールは、意識によって変わるが、無意識の影響をより強く受けるので、意識的に変えるのは難しい。である。

量子論的に言えば、能天気になんでも思い通りに叶うと思っている人は、おそらくなんでも叶う世界に生きている。

しかしながら我々は人である。記憶の影響を受ける。

面接で、やっちまったー💦という恐怖や不安を感じてしまっていたのなら、合否メールを開封するときにもその影響が出てしまう。

実体験の話

私は、ここ1年間ほどフリーランスをやりつつ、いくつか企業の面接を受けてきた。

前職を辞めたのが2019年の夏で、2ヶ月ほど中南米をプラプラした後に帰国して、自分のこれまでのフィールドとは少し違う、サービスデザイナーというポジションの面接を受けてきた。

しかし、畑違いのフィールドということもあって、やれる自信がある一方で、経験不足からくる不安を抱えながら面接を受けていた。

そんな状態で受けた面接の合否メールを開くときに、「合格メールをもらいました!」と引き寄せをやっても、結局はお断りメールだった。

2020年前半の転職活動は、面接にはたどり着くものの、ひたすらお断りメールをもらうという暗黒時代だった。

しかし、状況は2020年の春頃から変わる。

フリーランスの仕事を通じて、とても理解のあるクライアントが、自分の足りない分野の仕事をつくってくれて、そこで確かなスキルと自信をつけることができた。

さらに、外資系の会社のサービスデザイナーのポジションを受ける中で、採用には至らなかったまでも、自分がやりたいサービスデザインとは?のプレゼンを英語で、アメリカ本五国のメンバーに90分間プレゼンをするといった、濃ゆい経験を重ねる中で、この仕事全然できるじゃん!という確かな自信が芽生えた。

フリーランスでいくつかのプロジェクトをこなしただけなので、もしかしたらスキル的には暗黒時代と大差ないのかもしれないが、自信というメンタルの部分が劇的に変わった。思考の現実化に一番影響する部分。

2020年10月現在、いくつかの選考を進めているのだが、面接ではきちんと自分を魅力的にアピールできた!と毎回思うし、落ちるわけがないという自信さえある。

そんな状態で開封する面接の合否メールは、引き寄せするまでもなく毎回合格メールである。

無意識を塗り替えることが重要

合否メールを開封する瞬間に、「合格しているに違いない」という意識でいられるかどうかは、少なくとも自分にとっては、過去の面接での手応えによって大きく左右される。

面接の手応え=無意識 である。

面接が「やっちゃたなー、、、とほほ」であれば、それが無意識レベルに刷り込まれるので、メールを開封するときにいくら意識的にポジティブな感情を発しても、引き寄せをしても、合格メールに変わることはなかった。

現実は、無意識 > 書く > 言う > 思う の順で作られるので、面接で感じてしまったことの方が、一番結果に影響してしまうのである。

この無意識を、どうやって意識的に望ましい方向へ塗り替えていけるかが、意識を自由に現実化するには重要である。

面接で確信を得るための準備が必要

では、面接で手応えを得るためにはどうすればいいのか?

それは準備である。

  • 予め面接官のプロフィールをチェックして指向性や会話内容を想定しておく。
  • 数十ページの自己紹介資料を投影して語れるように準備しておく。
  • 面接官も持っていないような観点見つけて、自分がどうビジネスを拡大できるかを経験に裏打ちされた自信をもって語る。

ということをして初めて、シュレディンガーの猫的にで「合格!」の状態でメールを開封できる。

そのことに改めて気づいてからは、この準備を怠らないし、準備をするからこそ面接で「やりきったぜ!」と毎回思えるし、そのマインドの状態で開封する合否メールは必ず合格となる。

もちろん、無意識を塗り替えるための準備の内容は人それぞれ違うので、自分にあった方法を見つけることが大切だ。

ここまで話すと、結局のところ量子論抜きにして、面接に手応えを掴むためには準備が重要!という一般論に聞こえるかもしれない。

引き寄せが無駄と言う話ではない

しかしながら、引き寄せや意識が世界を作るの考え方が無駄である、といっているわけではない。

意識のメカニズムの本質を理解することで、自由に世界をつくれることができるようになると私は考えている。

引き寄せに興味を持って試したことがあるけど、思った通りの現実をつくることができず「こんなん、嘘っぱちじゃん!」と諦めてしまう人がいる。

一方で、引き寄せの本質を理解せずに、耳触りのいいところだけを盲目的に信じてしまい、うまくいってるんだか、いってないんだが、よくわからない状況に陥っている人もいる。

そんな人たちが、この記事を読んで少しでも、意識の現実化のメカニズムを理解して、使いこなせるようになったら嬉しい。

私たちはただの人である。

人であるからこそ、では、無意識レベルをどう塗りかえられるか?に着目して、準備して、努力して、コツコツと積み上げていくしかないのである。

コツコツ、コツコツ積み上げていったら、思考の現実化は思いのままである。

シュレディンガーの猫ちゃんが常に生きている状態になる。

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