LIFE
2020.10.21 Wed
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仕事探しの前にやっておきたい手放し作業。知らないと望まない現実を引き寄せることになるかも。

他人の価値観や社会の常識は引き寄せの邪魔をする。

いくら引き寄せの方法を学んでも、思い通りに世界をつくることができない人は、この本質に気づいていない。

この記事では、私の体験をベースに、特に仕事探しの前にやっておきたい手放し作業について話していく。

常識にがんじがらめの日本人

日本人は仕事に関して、要らない常識でがんじがらめである。

1年カナダに住み、50か国をまわっていろんな人の人生の話を聞いて、気づいたことである。

要らない常識でがんじがらめになっている原因は、日本の教育である。
どうも日本の教育は、誰もが平均的、画一的に育てられ、個性を伸ばすどころが、出た杭は打つべし、足を引っ張れ!という精神が根底にある気がする。

日本の教育によって育てられた人々は中産階級の兵隊アリとして、その生き方を疑うことなく、国や誰かのためにその労働力を捧げて一生を終えるという人が少なくない。

だいたいみんな大学を卒業して会社員を目指し、医者や弁護士になれたら成功した人とされてきたのは、刷り込み以外の何者でもない。つまり私たちはE(会社員)かS(医者、弁護士)の選択肢しか教えられてこなかったからだ。

経営者のなりかた、投資家のなりかたなんて、自発的に知識を取りに行かない限りは、学校で教わる機会なんて滅多にない。

「金持ち父さん、貧乏父さん」の本からESBIの図

みんなが労働者(会社員)になるのが当たり前に考えてる状態は、もはや洗脳に近い。

金持ち父さん、貧乏父さんの本は頭を柔らかくするのには良い本だと思う。

兵隊アリのまま人生を終えるか、そうじゃない別の何かに変わるか。

私自身が気づき、手放してきた、仕事にまつわる要らない常識について書いていく。

そんなの当たり前だよー わざわざ列挙する必要もないやん!と思うこともあるかもしれない。

でも、まずは自分の中にも思い当たる節があるのであれば素直に「あるあるー!」と認識してみることが手放しの第一歩になるので、そういう意識で読んでみて欲しい。

要らない常識

9つ挙げていく。
読んでてモヤっとするなら、それがあなたが囚われているものであり、手放すべきものである。

仕事は生活のために仕方なくするものである

兵隊アリの日本人は、生活のために仕事をしなければいけない。と考えている人が多いと思う。その中には、別に好きでもないのに、毎日退屈と戦いながら、嫌々ながら日々を送っている人もいるかもしれない。

好きなことを毎日やって、結果として生活に不自由しないお金が入ってくる現実は存在する。

好きなことは仕事にならない

大学時代、自己実現のために仕事を選ぶやつ馬鹿であると言っていた教授がいた。この教授は、好きなことじゃない仕事を選んだのだろうか?好きなことじゃない仕事で夢中になれるのだろうか?一流になれるのだろうか? そう思った。

好きなことは仕事になる。ただし、世の中の需要に合わせてチューニングしていく必要はあるけど。マーケティングの考え方があれば、好きなことはなんでも仕事になるということ。

仕事は会社に行かなければいけない

小さい頃は、父親が毎朝通勤して、会社に行って、夜帰ってくるというのが日課だったし、それが自分が将来大人になった時に辿るルートなのかなとも思っていた。

でも、コロナ騒動の光明もあり、リモートワークを推進する会社が増えた。わざわざ満員電車に乗って会社に行かずとも、家でのびのびと自分のペースで仕事ができている人も増えてきていると思う。

仕事は会社に行ってやるものであるという常識は崩れかかっていると思う。そして、これはとてもいいことだ。

仕事は頑張らないといけない

別にがむしゃらに頑張らなくても、楽して稼いでもいい。

知り合いに、株式投資だけで食べている人もいる。
ノウハウをコンテンツ化して、SNSマーケティングして売ったりしている人もいる。

”頑張る”労働の対価としてお金を受け取る以外の方法は、たくさん出現している。

なのに、農耕文化の気質が抜けない日本人は、汗水垂らして頑張るのが美徳みたいな刷り込みがあるから、好きでもないことを頑張る人がまだ多い。

好きなことをめいっぱいやってる人は、頑張るとは言わない。楽しんでるという言葉を使う人が多い気がする。

仕事頑張る、という言葉をもし発しているのだとしたら、それは要らない常識だ。

会社では世渡り上手が出世する

出世に囚われすぎ。そういうヒエラルキーが存在すると刷り込まれてきたのだから、出世=良いこと、と思いがちである。私もそうだった。

でも、よくよく考えたら、別に出世しなくても、楽しい仕事して、お金もらえたらよくない?と気づいた。

世渡り上手は出世するかもしれない。でも、別にそんなことは自分にとってどうでも良くなった。

給与が上がらない 残業がきつい

給与ってなかなか上がらないよね、残業きついよねって世界を作ってるだけ。
昔の私もそうだったけど。

でも、海外を経験してから入ったIT系の会社では、毎年70〜80万円給与が上がった。残業なんて月10時間程度だったし、毎日映画が2本楽しめるくらいの時間があった。

そういう世界も全然あり得る。

有給を取ってはいけない

日本固有の問題。有給消化率の低さ。

でも、この話の本質って実は、日本人の意識の中に、サボるやつムカつくという意識があるからである。有給取りたい!でも取れない!と言う人は大抵、心の中では有給取る人に、クソ!不公平だ!空気読め!迷惑だ!と悪態をついている。

量子脳理論的に、自分が他人に対して発しているネガティブな感情が、巡り巡って自分の世界をつくっているだけ。

気づくべきは自分の中にある他人に向けているネガティブな感情である。

それに気づけて、他人を許せるようになったら、会社勤めでも3週間休み取って海外旅行とか、そういう世界もあり得る。毎年、有給が足りなくて困った私の実体験。

仕事場に面倒臭い人はつきものである

お局さまとか?仕事しない中間管理職とか?

断言する。そんな人が存在しない世界だって作れる。

自分が彼らよりも上のステージにいるのであれば、自然と会わなくなるもの。部署移動してどっかいったり、辞めたり、そういうことは普通に起こる。

仕事は自分のやりたいこと以外にも、ちょっと面倒くさいこともやらないといけない

そんなことはない。

別に好きなことだけやってる会社勤めだって全然あり得る。

好きなことをやっている人を後ろ指差して、あなたの陰で地味な仕事をやっている人だっているんだぜっていう人も中にはいる。いや、こういうマインドセットの人は結構多いかも。

でもさ、それって、その人が羨ましてくて、その人と比べると自分が不遇な気がして、正論振りかざして、自分の傷ついた心をヨシヨシしたいだけだよね。

他人に意識がいっちゃいがちな人は、たぶん面倒臭い仕事とか、嫌な仕事とか、そういうループの中に巻き込まれる。

意識を向けるべきは、他人じゃなくて、自分の中の本当の感情。

要らない常識を手放した結果

  • 好きな仕事して、面白い人や刺激をもらえるプロに囲まれて毎日楽しい!
  • 夏は2週間、冬は3週間の長期休みで海外に遊びに行ける!
  • 残業は月に10時間いかない。毎日家に帰って2本映画が見れる!
  • 通勤あるけど、毎日余裕で座れる♪
  • 頑張らなくても、楽しんで仕事して、毎年70〜80万円の給与アップ!
  • お金もらいながら学べる!
  • フリーランスの仕事は時給3万円のハイコスパ!

という現実の中で、生きれるようになった。
嘘、誇張のない私の実体験であり、生きている世界である。

時給換算で考えているあたり、労働者(E)の意識が抜けてないなと思うけど、この囚われも徐々に手放していけば、いきなり100万円ぽんと入ってくるとか、そういう現実も作れそうな気がする。

仕事探しの前にやるべき手放し

窮屈で、望まない仕事を会社でしているとき、そして仕事探しの前にやるべきことは3つある。

自分が囚われている要らない価値観を手放す

手放しの方法は、乱暴に言うと海外旅行に行くのが一番手っ取り早い。

異文化を経験することで、日本に生きている自分が囚われてきたものに気づきやすい。それに気づければ、これまでありがたがって、あやかって、疑いもしなかった常識がなんだかちっぽけなものに思える瞬間が必ずある。それと同時に自由になれる。

海外に行きにくいこの状況なので、日本でも外国人の友達をつくるとか、自分とは全然違う業種で仕事している人にあうとか、フリーランスで生きている人に会いに行ってみるとか、いろいろ方法はある。

他人に意識を向けるのを止める

量子脳理論的に、望ましい現実を生み出せないのは、結局自分が囚われているから。

有給が取れない世界で生きている人は、心の奥底で有給を取る人のことを不快に思っている。迷惑とか、空気読めないやつとか、絶対に思ってる。そして、有給取るやつに対して悪であるとマウンティングを取って、自分の精神を維持している。

結果として、心理的に有給が取れないし、量子論的に有給が取れない現実の中で生きることになる。

まず他人に意識を向けるのをやめるのが大切だ。

罪悪感をなくす

こんなお金もらって良いの? こんな休んで良いの?

という罪悪感は、そっくりそのまま現実になる。
心の底では、お金をもらいたい、たくさん休みたいと思っているのに、実現しない。

そういう人は、罪悪感を持っている人は、なんで罪悪感を持ってしまうのか?を掘り進めていくといい。

自分が有給で休むと人に迷惑がかかるから罪悪感を覚えるって人は、自分が休むと人に迷惑がかかると思い込みがある。

実はそんなことなかったりする。
私が働いていたIT会社の部署は、有給消化率が100%近かったけど、休んでいる人のせいで自分が迷惑被ったなんて思ったことは一度もない。有給取りたい人の不在中のサポートはもちろん必要だったけど、「おー、いっぱい楽しんできー!おみやげ話楽しみにしてるわ!いない間のことはサポートするから安心してな!」といつも笑顔で送り出していた。

人一人いなくても、仕事なんて回るし、迷惑になるなんてことはあり得ない。
そう思い込んで入れば、その世界で生きることになるし、有給を取ることに対する罪悪感なんかもなくなる。

要らない常識を捨てて、自分なりに仕事を定義しなおして、理想の職探しを!

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